私の夢
私は幸せだと思う。
多分それは今と比べ物にならないような
生活を送った事が何度もあるから、
そう感じられるのかもしれないけど。
とんでもなく寒い冬の日。
ガス止まって、IHで沸かしたお湯を
水で半分に割りながらお風呂場で洗った。
洗った気しなかった。
クリスマスも近い頃。
20代前半は私だけ。優しいパートのおばさん方に囲まれて、私の靴は
靴物流センターでかろうじて買った紫のふわふわがついたブーツ。
その靴だって欲しくなって買ったけど
本当はルミネとかパルコとか、若い子が行くようなおしゃれな場所に行って買い物してみたかった。
渋谷のスクランブル交差点。
東京に一人の友達もまだ居なかった。
何を思うでも無く、
その時の私は本当に何も無かった。
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